猫に舌を取られたの?

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クチュリエ「きほんのき」 刺しゅうを終えて

フェリシモの手芸ブランド、クチュリエから出ている初心者向けシリーズ「きほんのき」の刺しゅうを終えました。終わってみての感想を書いてみます。

 

練習することのできるステッチは22種。ボタンホールとブランケットは同じでは…など、似たようなステッチが重複したりもしていますが、そこはおいといて。とりえあず、初心者向けの作品に使われているステッチはこれで何とかなるのではないでしょうか。

 

正直、このキットじゃないと知れないような内容というのはないです。初心者向けの本を買ったり、動画を見たりして自分で練習することはできます。動画は実際に動きがわかるので、本当に便利ですね。

 

ただ、なかなか「練習」ってできないんです、私は。ついつい最初から作品を作りたくなってしまう。そうすると「わからない」とか「むずかしい」とか「上手にできない」とかで心が折れてしまうんです。そこを無理やり練習させてくれるこういうキットは便利だなと思いました。

 

 

あと、このキットを使うにあたって、糸はケチらなくて全然大丈夫です!めちゃくちゃ余ります。

 

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この写真だと余りっぷりがわかりにくいですけど、多分、届いた量の半分は余ります。ケチって短い糸を使うとやりにくいし、どんどん糸変えて、楽に刺してください。

 

 

改善してほしいな~と思うのは、刺し方のイラストがちょいちょいわかりにくいところ。同じ穴?隣?とかが分かりづらかったり、イラストだとうまい具合に見えるけど、糸でそうやると不自然じゃない?みたいのが結構ありました。太めの糸の写真のほうがいいんじゃないかなーと思うんですが、どうでしょうか。

 

それと、柄が同じようなのばっかりで、飽きます。花ばっかりじゃないですか。もっとポップだったり、シックだったり、花でも洋風ばっかりしゃなくて、和風、中華風、北欧風…そいういうのもやってみたかったです。刺しゅうっていろんな可能性があるんだな、と思わせる力は弱めでした。

 

 

そんなわけで、刺しゅう、終了です。今までクロスステッチしかやったことがなかった刺しゅうの技法を、さわりだけでも学べたのは、とっても有意義でした。

 

ただ、これだけだと物足りないので、続けてもう一つ、始めました。それはまた、次の機会にご紹介しますね。