OpalとFERNER WOLLE の Lungauer
靴下を編む、毛糸についてです。
といっても、まだ二種類の糸をそれぞれ1玉ずつでしか編んでいないですが。
一つ目はOpal。靴下用毛糸、と検索するとおそらく一番先に、そして一番多く出てくる糸ですよね。
年末に遊びに行った先のお店にKFSの毛糸がたくさん置いてあって、すごーく迷ってなんとか4玉。
多くの人が言っていることですが、Opalの糸は「ガサガサ」するんですよね。藁半紙みたいな感じというか。編んでいる時の音も、本当にガサッガサッっていってます。指もこすれると痛い。編んで作品になって、ブロッキングまで済めば、かなり改善するような気はします。とはいえ、ネックウォーマーにはできない!って言ってる方もいるくらいなので、肌が弱い人には向かないのかも。
編み心地は、ぎゅっと締めるとガサガサしている分摩擦力が高くて緩まない感覚がありました。きゅっとしまった編み地にしたい時にはいいですね。
それと、これは細い糸だから仕方ないんですけど、糸が絡まる!糸端を取り出す時、変にごちゃごちゃしたわけでもないのに、編んでいるうちに糸が出てこなくなるんです。中を取り出してみるとキッツキツに絡まっている。解くのに30分以上かかったことが、1玉編むうちに3〜4回。私が不器用なのもありますが…。
糸を引くと、中で糸同士が擦れ、本来離れた位置の糸だったものがくっついてしまうみたいなんですね。そうすると、その部分も一緒に引っ張られ、ということがあちこちで起こり、そのせいで糸の巻きがぐっちゃぐっちゃになっているような気がします。ほぐす時に、糸同士が癒着している部分をプチプチ切ることになるので。
編む前に、一旦、中身をごそっと取り出して、巻きなおさないといけないんですかねぇ。めんどくさい。
もう一種類買ったのがこちら。
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オーストリアの毛糸だそうです。送料がかかってしまうので多めに買った方がお得だよねーと6玉セットを。材料は多めに持っていないと不安になるタイプ。
Opalと違って柔らかい糸です。玉の状態で持つと違いがすごくわかります。弾力があるんですよね。音もガサガサ言いません。その分、少し弱いのかな?糸がちょっと変なことになっている部分がありました。
上にくるくるなっている部分を引っ張ると、下の真っ直ぐの糸が上下に分かれるので、撚ってるときに一部、はみ出てしまったってことですかね。こういうところが何箇所か。まだ1玉しか使っていないので、他がどうなのかわかりませんし、他のメーカー、ブランドの糸もこういうのは普通にあるものなのかもしれませんけど。
糸の質感としてはLungauerの方がすきでした。柔らかくて、手に優しい感じ。Opalと比べると少し緩みやすいかもしれないです。糸がツルッとしているので。わたしはそもそもきつく編みすぎるので、少し緩んでくれるくらいがちょうどよかったです。
あ、でも玉の中で絡まるのは、こっちもありましたね。Opalほど多くはなかったですけど。
両者ともおよそ400mの長さで、靴下一足編めるということになってますが、それって多分ヨーロッパ男性サイズを編んだ場合だと思います。私は足のサイズ23.5cm、編み地の状態で爪先からかかとの一番細くなるところまで約21cm、横幅は編み地の状態で約8.5cm、レッグはかかとが編み終わったところから13cmくらいで二足編めました。柄合わせすると、無駄になる部分が出てくるのでちょっと厳しいかもですが、レッグが短い靴下ならいけると思います。