猫に舌を取られたの?

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「きほんのき」刺しゅう-フライステッチ

今回はフライステッチです。

 

正直、リーフステッチ、フェザーステッチ、そしてこのフライステッチ、やってること一緒じゃないか?と思っちゃいますね…?

 

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こうやって前の糸を針の下にして糸を引くことで、下向きの角が出来上がります。 


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私としては、こうやって一旦裏に針を出してしまって、表の糸はたるませた状態で針を出す方法が、刺しゅう枠の位置による刺しやすさがあまり変わらなくていいのですが、裏側の糸を絡ませないように気をつけないといけないのです。一長一短。

 

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糸の本数が増えると歪みが目立ちますね…。

「きほんのき」刺しゅう-ストレートステッチ

「きほんのき」も4回目。今回は三つのステッチを練習します。

 

最初はストレートステッチ。単にまっすぐのステッチというだけでしょ、と思ってましたが、知らなかったことが。

 

刺しゅうを指すとき、裏に渡す糸は、表の糸に対して斜めに渡るようにするそうなんです。

 

例えばこの三本。矢印の向きとしては、入→出になります。赤い矢印のように裏側に糸が渡っているということですね。

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例えば左の斜めのステッチから真ん中の縦のステッチに渡すとき、最短距離でと思ってしまうとすぐ真横に刺しますよね。そうすると真ん中の糸に対して裏側の糸が90度横向き。これだと「綺麗に糸が引けない」らしいのです。確かに、ちょっと角度がついている方が引っかかりがしっかりしそうな感じですよね。クロスステッチでも、裏側の糸はなるべく縦に渡るようにと言いますが、糸を綺麗に引くためというのも、理由の一つかもしれませんね。

 

実際の作品ではなかなかそこまで頭が回らなさそうですが、できるだけ気をつけるように心がけたいと思います。

 

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「きほんのき」刺しゅう-3回目作品

毎回色合わせで雰囲気が変わって、刺していても見ていても楽しいですね。

 

レッスンクロスの柄はこんな感じになりました。

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コーチングステッチ、刺しゅう枠にかかったらぐちゃぐちゃになってしまいました。緩めにしすぎたのでしょうか。難しい。

 

 

作品はハンカチ。二つの角に一つずつ模様を刺しゅうします。

 

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文字部分はコーチングステッチです。置き糸は太めの5番糸。

 

コーチングステッチって、刺し方としては面白いけど、あまり惹かれるものはないなと思っていたのですが、こういう柔らかい曲線をすーっと引けるんだ!と分かって好きになりました。

 

バリオンローズ ステッチ、バラの形を作るときは少々歪んでもごまかせますが、蕾はごかませない…。難しい〜。

 

もう一方の角はバラの入ったカゴ。

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特にピンクのバラの艶のなさが目立ちます。綺麗に巻きの揃ったバリオンローズステッチが刺せるようになりたいですねぇ。

 

「きほんのき」刺しゅう-バリオンローズステッチ

「きほんのき」第三回で練習するステッチ、最後の一つはバリオンローズステッチです。「バリオン」というのは延べ棒とかいう意味らしいので、延べ棒のような刺し方でバラを表現するステッチということでしょうか。

 

構造としては、糸を針にぐるぐる巻いて、その巻きを崩さないようにしたものです。巻きの芯には糸が通っています。

 

糸の引き方とか、巻きの回数とか、難しいですね。刺したい長さを先に刺しておいて、その後に針に糸を巻きつけるのですが、巻きが多いとギチギチになって歪むし、巻きが少ないと隙間が空いて綺麗に引けず、ボサボサの毛虫みたいになってしまいます。糸を引く時も、何も考えずに引いてうまくいくこともあれば、奥の方が引ききらずに何度も形を整えないといけなくなって糸が毛羽立ってしまったりすることもあり。

 

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バラの横はVの字になるはずなんですが、刺す場所がおかしくて妙な形に。

 

また、3本どりくらいまでは大丈夫なのですが、それ以上になると、巻きつける時にかなり緩めにしないと針から糸が抜けません。

 

いわゆる「コツ」みたいなものを要求されるステッチなので、うまくなるには練習!ですね。

 

「きほんのき」刺しゅう-コーチングステッチ

コーチングステッチはcouching、アメリカでソファと同じものに使われるカウチのことですね。動詞で「横たわる」という意味。

 

コーチングステッチは横糸が布の上に横たわっているということでしょうか。糸の両端だけが布の裏に来るようにした糸を、ところどころ別糸で止めていくステッチです。

 

レッスンでは、横たえる糸(置き糸)の本数を変え、止める糸はずっと1本どりです。

 

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 同じ色の糸で止めていますが、別の色にしたりすることもあるそうです。

 

横糸の張りを思ったようにするのが難しいですね。横糸の裏は留めずにおいて、完成した後に留めるんですが、その時引きすぎても布がつれるし、ゆるすぎてもだらっとしてしまうし。

「きほんのき」刺しゅう-フィッシュボーンステッチ

前回はヘリンボーンでニシンの骨でしたが、今回はフィッシュボーンで魚の骨です。ヘリンボーンステッチはあんまり骨な感じがしなかったですが、こちらは確かに魚の骨っぽいです。ただ、実際は葉っぱを表現するステッチとして使われていることが多いようですね。

 

中心に入れて左に出す、前回の少し下の中心に入れて右に出す、を繰り返して作っていきます。

 

なんですが、またレッスンクロスの下書きがよくわからない…。中心からずれたところにまで線が引いてあるんです。いろいろ、他の本やサイトの説明を見て、そういう刺し方なんだなと納得しましたが、説明書の文章では真ん中に刺しているような説明なんですよ。でも、イラスト↓はそうでもないし。

 

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編み物の本でもよく思うのですが、初心者向けほど、写真での説明のほうがいいですね。

 

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「きほんのき」刺しゅう-ヘリンボーンステッチ

クチュリエの「きほんのき」刺しゅうの第三回。

練習するステッチは

 

ヘリンボーンステッチ

フィッシュボーンステッチ

コーチングステッチ

バリオンローズステッチ

 

です。

 

まずはヘリンボーン

 

ヘリンボーン柄というと、三角形が縦に並んでいるものを私は想像するのですが、ステッチの場合は横なんですね?

 

このステッチ、三角形の山の部分がクロスしながら連続するのが特徴のようです。大きく重ねることもあれば、レッスンクロスのように少しだけのことも。

 

難しいステッチではなく、ひと針ひと針糸を引いても刺せるステッチです。

 

しかし、布をすくう(入と出を一度にやってしまう時に使う用語なんですかね?)時にちょっと間違えそうになりました。

 

普通、布の上に出た糸は↓こういう風に上というか、刺し進む方によけるべきなんですよね、多分。

 

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しかし、刺してきた方によけてしまうと

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こんなことに。

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下をくぐらせればすぐに直せるのですが、最初から気をつけたほうがいいですね。