靴下編み、針について
もうすぐ梅雨も終わって夏ですが、この冬の話をします。
この冬、編み物にはまりまして、
コード部分を付け替えられる輪針など買って、帽子など色々編んだのですが、一番編みたかったのは、靴下!
私が買ったキャリーシーロングの一番細いのが4号。靴下はやっぱり最低3号以下じゃないと、もこもこソックスになってしまいます。それに、細い毛糸はやっぱり金属針がいいかなぁと。
買いました。
addiのソックワンダーLACE、3mm(3号)
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同じくaddiのNOVEL、3mm(3号)、80cm
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ニーナのメタル輪針、2.5mm(約1号)、80cm
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全てaddiで揃えるつもりだったのですが、どこもsock rocketsの在庫がなく、同等品ということでニーナにしました。在後切れだったのは冬という時期的なものだったみたいで、2020年6月下旬現在は問題なく買えるようです。
練習も含めて、5足ほど編んでみての感想としては、メタル輪針、すばらしいです。
金属針は毛糸がスーッと動いてくれるのがすごくよかったです。他の人と比べたことがないので本当のところは分かりませんが、多分私の手はきつめだと思うので、キャリーシーでも、ちょっと糸が動かしづらいなということがあったんですよね。かぎ針で金属針は持ち慣れているので、違和感も全くなかったです。
NOVELも変わった形なのでどうかなと思ったのですが、意外と違和感ないですね。編み地を動かそうと思えば、普通に動かせるし、確かにちょっと引っ掛かりがあるので動きすぎるということもないです。
ソックワンダーはとっても小さい、靴下用の輪針です。針が短すぎて持ちにくい、なんて話も聞くので不安でしたが、これも意外と使いやすい。私はごく一般的な手の大きさだと思うのですが(小指の付け根から、手首と平行に横の長さを測ると7.5cm)、右手は針を握り込むような持ち方で、ちょうど針とコードの境目が手のひらの小指の下付近に当たる感じです。普通の長さの針を持つ時、親指、人差し指、中指の三本で十分に持てているのに、必要もなく小指で針を握り込む癖があって、手が強張る原因になっているんですが、ソックワンダーだと握り込む針がちょうどなくなっているので力を入れられず疲れません。そのおかげで普通の針を持つ時も小指に気をつければ疲れないんだ!という、ありがたい気づきもありました。
この三つの針を使って、
爪先の作り目から爪先部分→広げ終わってから20段
まではaddi NOVEL(3号、80cm)マジックループ
かかとにたどり着くまでのフット部分
まではソックワンダー(3号)
かかと(ジャーマンショートロウで作ってます)
ニーナ(1号、80cm)
甲部分はソックワンダーにつけたままでもいいですが、私は、針がプラプラしていてやりにくいので全部移し替えてます。
かかとが終わってレッグ部分
ソックワンダー(3号)
履き口のゴム編み
addi NOVEL(3号、80cm)
というふうに使い分けています。かかと部分はどうしても引き返し編み部分で穴があきがちなので、細い針で編みます。ついでにちょっと裏技じゃないですけど、穴があくのって目が緩いからなんですが、編み終わった後に、緩んでいる目の横の目をひっぱって緩みを移し、またその横の目に緩みを移し…と他の目に緩みを移していくと穴がなくなります。そんなことをするので、細い針だといいかなと。
ところで、針を移し替える時って、普通どうするものなのでしょう。ソックワンダーから80cm輪針に移るときは普通に右針を新しい針にして編みかえていけば良いのですが、80cmからソックワンダーに移す時がちょっと難しいんです。右針をソックワンダーにして編みかえるのもできなくはないのですが、半分過ぎあたりから、コードをかなり曲げることになるので、針とコードが切れるんじゃないかと不安になるんですよね。無理に編むので、編み地もちょっと変になったり。
毛糸や、実際に編んだ靴下や、ソックブロッカーなどでも、まだまだ書きたいことがあるので、続きます。